松徳BLOG

化膿性脊椎炎

2018/04/21

今日の松徳レントゲン室

【4月6日 CTカンファレンス】

化膿性脊椎炎

化膿性脊椎炎とは、細菌が脊椎に感染して起こる感染症のことです。

黄色ブドウ球菌が感染源となることが多く、中高年の男性や糖尿病がある人、

免疫の低下した人に多く感染がみられ、腰椎・胸椎・頚椎の順に好発しやすいです。

症状は、腰痛や発熱があり、進行すると手足のしびれなど感覚麻痺を起こすこともあります。

診断は、血液検査や画像検査(レントゲン・CT・MRI・骨シンチグラフィ)を行い、

その中でもとくにMRIが有用です。MRIでは、脊椎がつぶれていないか形体を見たり、

脊髄の周囲に膿がたまっていないかなどをみています。早期で形状変化を伴っていない場合は、

造影剤を用いると感染巣に造影効果が得られ、診断により役立つとされています。

治療方法は、早期では抗生物質による薬物療法が基本ですが、進行している場合はたまった膿や

病巣部を取り除き、骨を移植する手術が必要となります。 化膿性脊椎炎にかからないためには、

菌が体内に入って感染する余地を与えないよう、日頃から免疫力の強化が重要です。