松徳BLOG

CTカンファレンス

2018/05/23

今日の松徳レントゲン室

5月18日 CTカンファレンス

※胆石症

胆石症とは、胆囊・胆管に石ができる病気のことです。

40〜60歳代の肥満傾向の人に多くみられ、発症すると腹痛・悪心・嘔吐を引きおこし、

まれに無症状の場合もあります。

石には種類があり、コレステロール結石・ビリルビン結石・混合型結石などがあります。

近年は、食生活の欧米化に伴いコレステロール結石が増加してきています。

画像診断では、超音波・CT・MRI・内視鏡が行われます。

そのうちCTでは単純撮影で分かることが多いため検査する場合が多いです。

CTの画像上では、ビリルビン結石は石にカルシウムを含んでいると、

単純CTで明瞭な高吸収に描出されるため発見しやすくなります。

コレステロール結石の場合、石は脂肪成分から構成されているため、画像上低〜等吸収となり、

臓器との境目が分かりにくいことがあります。そのような場合、

超音波検査やMRIも併用し診断することが多いです。

混合型結石の場合、石は複数の成分から構成されるためリング状の層状構造として描出されやすいです。

治療は、外科的治療で手術により摘出する方法と内科的治療で溶解療法、体外衝撃波(ESWL)などがあり、

症状により異なります。胆石の予防として、適度な運動で肥満にならないようにすることや、

偏らずバランスの良い食事をすることが重要です。