松徳BLOG

胆石性急性膵炎について

2019/01/04

今日の松徳レントゲン室

『胆石性急性膵炎』

・まず「急性膵炎」とは膵臓の消化酵素で膵臓やその他の臓器が消化されてしまう

病気です。主な原因はアルコールの過剰摂取で、これを「アルコール性急性膵炎」

と言います。原因の40%〜50%はこれにあたり、平均の発症年齢は男性が50代、

女性が70代となっていて、男性に多い病気です。

(女性の約2倍)また、高齢になるほど、死亡率が増加する病気となっています。

・次に多い原因として、胆石があげられます。

女性はアルコールよりも多いと言われていて、これが「胆石性急性膵炎」と言われ

ています。また、男性の約1.5倍多く見られます。

1)検査方法 ・血液検査 →胆石発作に伴って、炎症反応、GOT、GPTなどの肝酵素や

ALP、LAP、γ-GPTなどの胆道系酵素の上昇が見られれば、胆石の存在を疑います。

・画像検査 →超音波が標準的な検査で胆嚢結石や肝内結石はほぼ確実に描出できます。

CT検査は超音波検査ほど、検出率はありませんが、石灰化胆石の検出や胆嚢、膵臓周囲

の炎症を知る上で有用です。他にも、MRCPやERCPなどがあります。

2)治療 胆石が原因の場合は重症度によって治療が異なります。

・軽傷の場合 →症状が治まるまで、胆嚢の切除を遅らせます。

・重度の場合 →胆石による膵炎の場合は、80%以上では自然に胆石が排出されますが、

入院後24時間経過しても改善しない場合はERCPで胆石除去が必要になります。

3)予防 ・原因である胆石ができないようにすることが必要なため、胆石の原因である

コレステロールの過剰摂取を抑える必要があります。

なので、健康的な食生活を心がけることが大切です。