松徳BLOG

皮下気腫について

2019/05/28

今日の松徳レントゲン室

皮下気腫

[どんな病気か]  胸にけがをし、破損した肺や気管からもれた空気が

皮下組織にたまるのが皮下気腫(ひかきしゅ)です。

気管や気管支が断裂した場合は、左右の肺にはさまれた部位(縦隔)に

もれた空気がたまります。これを縦隔気腫(じゅうかくきしゅ)といいます。

[症状]  皮下気腫の場合は、胸やくびに空気がたまり、そこがふくらんで

強く痛みます。触ってみると、雪をにぎったようなサクサクとした感じがします。

縦隔気腫は、胸痛、呼吸困難のほかに、さまざまな症状が現われます。

どちらにしても、生命にかかわります。一刻も早く救急病院へ運ぶことが必要です。

[治療]  程度が軽ければ、胸腔(きょうくう)ドレナージ(胸腔内にチェストチュ

ーブを挿入し、たまっている空気を抜く)を行ない、安静にしていれば2~3週間で

治ります。胸腔ドレナージで効果がなければ、開胸して、破損部位を縫合(ほうごう)

する手術が必要です。