松徳BLOG

外出自粛の中

2020/04/23

 リハビリテーション科の井上です。外出自粛の中で1つの文献に出会えたので、簡単ではありますが紹介いたします。「Muscle Activation Differs between Three Different Knee Joint-Angle Positions during a Maximal Isometric Back Squat Exercise」というJournal of Sports Medicineの2016年の文献で、バックスクワット運動における3つの膝の角度における筋肉の活動について書かれたものです。

 内容は、15人の健康な若年者(年齢30±7歳)で、膝を20度(軽く曲げた角度)、  90度(直角に曲げた角度)、140度(深く曲げた角度)のバックスクワットの姿勢で、お尻、太もも周囲の筋活動を記録していました。

 3つの膝の角度の中で、直角に曲げた角度が、全体的に筋肉の活動が高いことが記載されていました。もう少し、詳しく読むと、外側広筋(太ももの外側の筋肉)は、深く曲げた角度よりも、軽く曲げた角度や直角のほうが、筋肉の活動が高いこと。大殿筋(お尻の筋肉)は膝を軽く曲げた角度のほうが、直角や深く曲げた角度より筋肉の活動が高いという内容でした。

 今回は、膝の角度と筋肉の活動について、書いてありましたので、日々の治療に活かすためには、痛みの確認や、無理なく行えるかなど、様々なことを考えた上で、このような知見を活用していきたいです。