臨床工学科

特徴・部門の紹介

臨床工学技士とは、生命維持管理装置などの機器を通して医療行為を行う医療従事者です。
現在の医療現場では医学の進歩とともに、高度化した多くの医療機器が使われています。それらを安全に扱うためには工学の知識を併せ持った専門家が必要となり、「臨床工学技士」という職種が1987年に誕生しました。
当院では11名のスタッフが在籍しており、様々な業務に関わっています。又、医療行為だけでなく、院内スタッフに医療機器をより安全に使用してもらう為に勉強会等も行います。

実績

2011年 心臓血管外科 手術件数

定例 100件
緊急 78件
178件

2011年 心臓カテーテル検査件数

752件

2011年 内視鏡検査件数

4412件

資格

資格名 人数
透析技術認定士 3名
呼吸療法認定士 1名

業務内容

心臓カテーテル業務

心電図モニタの操作から必要な物品の準備等様々な事を幅広く行っています。当院では、高速回転によってドリルの様に血管内の硬くなった組織を削る特殊装置等(ロータブレーター)も扱っています。緊急時に備えて、心臓の働きを補助する装置の操作も出来るように努力しています。

透析業務

腎センターでは透析業務の他に、主に多人数用透析装置34台、個人用透析装置4台の機器管理・中央水処理装置日常点検や定期点検を行い、トラブルにいつでも対応できるようMEが勤務しています。

手術室業務

心臓外科以外の手術室業務を指します。腹腔鏡を用いる外科・婦人科の手術では、気腹装置や光源装置のセッティング、操作を行います。また、静脈瘤に対する手術で使用するクールタッチレーザー装置のセッティング、操作も行います。

内視鏡業務

カメラの用意や洗浄を主に行い、組織採取や胃や大腸のポリープ切除などで使用する物品の準備と医師の指示の元操作を行います。

高気圧酸素療法

当院では第1種の高気圧酸素装置をしています。脳梗塞や腸閉塞の様な適応疾患に対して、高圧をかける事で体内への酸素を効率よく取り込む装置です。高濃度の酸素を用いるので、火気の原因となる物は特に注意して治療を行っています。

ペースメーカー業務

植え込み時に必要な機材の準備、立会いを行っています。また、植え込み後のフォローもペースメーカー外来として行っています。

心臓血管外科手術業務

心臓血管外科の手術時の人工心肺装置の操作を行っています。また、使用物品の準備や麻酔科の医師の補助も行っています。

ステントグラフト業務

血管造影と外科的手術のどちらも施行可能なハイブリット手術室にて行われます。大動脈瘤に対し、ステントグラフトと呼ばれる金属の骨格(ステント)を縫いつけた人工血管(グラフト)を挿入する手術の介助や物品出しを行います。

スタッフ

  • 吉見 隆司
    臨床工学副技士長