臨床工学科

特徴・部門の紹介

臨床工学技士とは、生命維持管理装置などの機器を通して医療行為を行う医療従事者です。
現在の医療現場では医学の進歩とともに、高度化した多くの医療機器が使われています。それらを安全に扱うためには工学の知識を併せ持った専門家が必要となり、「臨床工学技士」という職種が1987年に誕生しました。
当院では21名のスタッフが在籍しており、様々な業務に関わっています。又、医療行為だけでなく、院内スタッフに医療機器をより安全に使用してもらう為に勉強会等も行います。

実績

心臓血管外科 手術件数

     2017年 2018年
CPB 緊急 59件 61件
定例 91件 78件
OPCAB 緊急 8件 8件
定例 22件 13件
その他 緊急 20件 24件
定例

27

19件
合計 227 203件

 

心臓カテーテル件数

  2017年 2018年
CAG 325 357件
PCI 202 224件
PM新規・交換 26 36件
ICM植込み 2件  9件

 

内視鏡検査件数

  2017年 2018年
GIF                 3,541 3,421件
CF 1,418 1,267件
PEG 28 35件
ERCP 91 72件
ESD 20 10件
EUS 3 3件

 

高気圧酸素治療件数

  2017年 2018年
減圧症      0件 0件
その他 699件 1743件

 

人工透析業務

  38床2クールにて実施

 

業務内容

心臓カテーテル業務

心電図モニタの操作から必要な物品の準備等様々な事を幅広く行っています。当院では、高速回転によってドリルの様に血管内の硬くなった組織を削る特殊装置等(ロータブレーター)も扱っています。緊急時に備えて、心臓の働きを補助する装置の操作も出来るように努力しています。

透析業務

腎・透析センターでは透析業務の他に、主に多人数用透析装置37台、個人用透析装置1台の機器管理・中央水処理装置日常点検や定期点検を行い、トラブルにいつでも対応できるようMEが勤務しています。

手術室業務

心臓外科以外の手術室業務を指します。腹腔鏡を用いる外科・婦人科の手術では、気腹装置や光源装置のセッティング、操作を行います。

内視鏡業務

カメラの用意や洗浄を主に行い、組織採取や胃や大腸のポリープ切除などで使用する物品の準備と医師の指示の元操作を行います。

高気圧酸素療法

当院では第1種の高気圧酸素装置をしています。脳梗塞や腸閉塞の様な適応疾患に対して、高圧をかける事で体内への酸素を効率よく取り込む装置です。高濃度の酸素を用いるので、火気の原因となる物は特に注意して治療を行っています。

ペースメーカー業務

植え込み時に必要な機材の準備、立会いを行っています。また、植え込み後のフォローもペースメーカー外来として行っています。

心臓血管外科手術業務

心臓血管外科の手術時の人工心肺装置の操作を行っています。また、使用物品の準備や麻酔科の医師の補助も行っています。

ステントグラフト業務

血管造影と外科的手術のどちらも施行可能なハイブリット手術室にて行われます。大動脈瘤に対し、ステントグラフトと呼ばれる金属の骨格(ステント)を縫いつけた人工血管(グラフト)を挿入する手術の介助や物品出しを行います。

 

資格

資格名人数

認定血液浄化臨床工学技士

2名

透析技術認定士

11名
体外循環技術認定士 3名
3学会合同呼吸療法認定士
3名
心血管インターベンション技師 2名
消化器内視鏡認定技師
2名
第1種ME技術実力検定合格 1名

 

業績

【学会発表】

◆2017年
    〇第62回日本透析医学会学術集会
      ・Ⅰa型ダイアライザからⅡa型ダイアライザに変更時の臨床評価
    〇第28回日本急性血液浄化学会学術集会
      ・当院におけるCRRT施行開始時の条件設定に対するシステム変更前後での治療効果の比較
    〇第38回日本アフェレーシス学会学術大会
      ・基幹病院との連携のもと当院初家族性高コレステロール血症に対してLDLアフェレーシス離脱を
        経験した1例
      ・当院における人工心肺を用いた心臓血管手術と術後CRRT導入への影響
    〇CCT2017
      ・低速回転Rota、高速回転Rota比較
    〇第24回近畿臨床工学会
      ・内視鏡スコープ故障を減少させるための工夫
      ・人工心肺システムレイアウト変更による業務改善への取り組み
      ・足趾難治性潰瘍に対する週3回の高気圧酸素療法が奏功した1例

 

スタッフ