大阪府松原市 松原徳洲会病院 松徳BLOGのご案内です

皆様こんにちは！リハビリテーション科のブログをご覧いただきありがとうございます。
リハビリテーション科の責任者のスギモトと申します。

先週から全国的な寒波により大阪も急に寒くなってきました。相変わらず新型コロナウイルスは猛威をふるっており、この寒さによりさらに感染拡大しないか懸念しております。

今回は、そのような渦中でも感染対策をしっかり取りながら対応しています病院見学についてご紹介させていただきます。

病院見学は、医療従事者の方なら馴染みがあるものだと思うのですが、一般の方や学生さんでは馴染みがないかもしれませんので簡単にご説明します。病院見学とは、興味のある求人に採用試験を申し込む前に求人を出している施設に直接訪問してみて、どのような病院でどのような体制、どのような人たちが働いているかなど、職場の環境や雰囲気を知るために就職活動の一過程として行われています。求人票やインターネット上の情報だけでなく、直接施設を見学することで、入職後のイメージがよりつき易くなるというものです。

ですが、新型コロナウイルスの影響により感染予防の観点から、施設によっては対応を中断していたり見学できる部分が限られたりしているようです。当院でも見学希望者の事前の体調確認や濃厚接触の有無、見学していただく場所は少しだけ制限させていただいて対応しております。また、希望がありましたら、オンラインでの施設説明も行っています。

当院では11月頃から病院見学の希望をされる学生さんの問い合わせが増えてきており、随時対応させていただいています。様々な学校から見学に来ていただいていますが、どこの学生さんも新型コロナウイルスの影響により実習が途中で中断してしまったり、例年とは全く異なる状況であることを目の当たりにしています。どの学生さんの様子も、十分な実習を受けれていないことや、国家試験がどうなるのかなど例年以上に不安があるようにうかがえます。

そのような状況下で、私ができる事と言えば見学に来てもらったなら、学生さんが納得いくまで質問に応えることやなるべく入職後のイメージが湧くように丁寧に説明する程度のことなので、なるべく時間をとって対応させていただいています。

新型コロナウイルスの影響により世間一般の常識が変わりつつあると同様に、医療業界での就職活動も例外ではないことを痛感しています。今後どのように対応していけば良いのか、学生さんごとに試行錯誤しながらより良い対応を模索していきたいと思います。

もし、このブログをご覧になっている学生さんがいましたら、遠慮せずにまずは電話で何なりとご相談くださいね。

写真は当院リハビリテーション科の様子です。