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放射線科勉強会「肛門癌」

【肛門癌】
[概要]全悪性腫瘍の中で0.1%と珍しく、大腸癌の中でも2%ほど。
日本では女性に多く、扁平上皮癌が多い。
[症状]排便時での違和感 肛門の腫脹、痛み 血便 (二割は無症状)
[検査]確定診断としては生検を行う。CT.MRI.PET-CTにてステージ分類を行う。
[CT所見]肛門部に粗大な腫瘍として見られるが、進行初期では発見確率は必ずしも高くない。
進行初期は指診、触診、肛門鏡、生検が主な診断となるため、CTでは難しい。
[治療]ケモラジ、外科的手術(8割以上は直腸切断による人工肛門造設術)
癌の浸潤が少ない場合は5年生存率は70%以上。
また、転移先はリンパ節転移が47%(うち鼠径リンパ節が多く23%)と多いが、発育が遅く悪性度は低いようです。

参照HP
https://www.msdmanuals.com/.../%E8%82%9B%E9%96%80%E7%99%8C

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