呼吸器内科

主な診療内容、対象疾患

診療内容

呼吸器のなかでは感染症を専門としており、感染症については呼吸器に限らず、全身・全臓器を診ています。

肺炎では、喀痰を医師自身で検鏡し、治療開始時から原因微生物の的を絞ります。

肺非結核性抗酸菌症、肺真菌初などの難治性呼吸器感染症は、診断においては基礎医学領域の専門家と協力し、治療においては、新旧の抗菌薬、生薬を駆使して成果をあげています。

慢性呼吸全の方の呼吸リハビリ、在宅NPV(マスク式陽圧換気)、睡眠呼吸障害の診断・治療に力を入れています。

漢方医学も専門としており、現代医学・漢方医学、総合して、急性・慢性とわず、難治性疾患も、改善できるよう努力しています。

対象疾患

咳、痰、息切れ、喘鳴、胸痛、胸部異常陰影などの呼吸器のトラブルは無論のこと、高熱、遷延する発熱、盗汗、体重減少、全身倦怠、昼間の眠気など全身のトラブルも、ご遠慮なくご相談下さい。

外来担当医表

午前診 月曜日  8:00~12:00(診察時間 9:00~)
午後診 木曜日 13:30~16:00(診察時間 14:00~)

担当医師

内田 隆一

呼吸器内科部長

担当医師よりメッセージ

令和2年4月1日より、呼吸器内科に着任いたしました、内田と申します。

平成7年長崎大学熱帯医学研究所内科(呼吸器内科・感染症内科)に入局し、地方の小さな救急病院では内科全般を、地域の中核病院では呼吸器内科・感染症を中心に患者さんを診てきました。

平成11年から京都の病院では、難病患者さんを現代医学と漢方医学を総合して、急性期・慢性期 、病棟・外来、一貫して診る経験を得、それは今日まで続いています。

その後、大阪大学微生物病研究所に勤務し、アジア熱帯地で、感染症の臨床研究を現地のドクターと共に作り上げ、Evidenceを示す全行程を経験する機会に恵まれました。

帰国後は、滋賀県の総合病院で呼吸器内科・感染症科部長として、重症・難治症の患者さんを、他科の先生方、ナース、パラメディカルスタッフと協力して“生きて、歩いて、家に帰す”ことを目指して力を尽くす機会に恵まれました。

私にとって、どこに行っても、いつも変わらないことは、患者さんが最大の先生だと言うことです。しかしそれは、地域の第一線の医院・病院の先生方が、多忙な臨床の中で、患者さんを誠実に診て、的確に私たちご相談くださってきたからこそ、成り立っています。

大阪南部の医療を第一線で支えていらっしゃる医院・病院の先生方の助けとご指導を賜り、共に患者さんのために、尽力できることは、大きな喜びです。浅学非才ではありますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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