放射線科

ご挨拶

放射線科では高度な医療機器を用いる事で 安心・安全・丁寧を目指し可能な限り苦痛や不安の無い様な検査を行えるように日々業務に取り組んでおります。

また高度な医療機器をフル活用できるよう日々の成長を目指し、医師とのコミュニケーションを密にとり、症例カンファレンスなども行っております。

 

部門の紹介

当科は常勤医師1名 非常勤医師 4名 診療放射線技師は18名在籍しております。画像診断装置はCTが2台 MRI 心カテ専用Angio装置 全身血管Angio装置 X線TV装置 乳房撮影装置 結石破砕装置 骨密度撮影装置 一般撮影装置が2台ポータブル撮影装置が2台 外科用イメージ装置を備えております。

CT . MRI検査におきましては、他施設からの検査依頼も随時受付ております。

詳細は当院の地域連携室又は放射線科までお問合せください。

当院の撮影装置

CT装置2台
キャノンメディカルシステムズ社 Aquilion ONE(320列)

キャノンメディカルシステムズ社 Aquilion PRIME SP (80列)

【Canon Medical社 Aquilion ONE】

高性能320列マルチスライスCT

当院では新たに320列CTを導入致しました。このCTでは従来のCTよりも被ばく量が低減されるだけでなく、検査時間の大幅な短縮や心臓・微細な血管などの撮影が難しい臓器でも高精度の検査を実施する事が可能です。

AI(人工知能)を用いた画像ノイズ除去処理による高精細画像の提供が可能。

さらに4D解析や非線形位置合わせによるサブトラクションなどの、臨床価値を高める豊富な臨床アプリケーションソフトも搭載されています。

・AIDR 3D Enhanced

特殊なフィルターを画像にかけることで、画質を維持したまま被ばく量を抑えることが可能となっています。

・金属アーチファクト低減処理 SEMAR歯の治療後や人工関節などの体内金属はCT画像を劣化させます。しかし、SEMARという画像処理を施すこと

 により金属による画像の劣化(アーチファクト)をかなり低減することが可能となっています。

・16cm幅撮影による動態検査

 16cmもの幅を約1秒で撮影ができ、同部位を連続で撮影

し続けることにより従来ではできなかった体内の動きを

CTで捉えることができます。

脳の血流評価やその他病変部位の同定がよりわかりやすくなりました。



  〔CT装置で撮影された心臓の立体的な3D画像〕

 〔肝臓 腎臓 胃などの細かい血管まで描出が可能〕

【Canon Medical社 Aquilion Prime SP】

高性能の80列マルチスライスCTです。

AI(人工知能)を用いた画像処理Advanced intelligent Clear-IQ Engine-integratedを行うことにより、画質を維持したままノイズの大幅な低減を実現。

さらに、0.5mmスライス高精細画像の提供が可能になっておりより細かい画像情報を得る事ができます。

 検査寝台は、床面より約50cmの高さまで下げる事ができるため、車イスなどの患者様も安心して検査を受けていただくことが可能になっております。

・AIDR 3D Enhanced

特殊なフィルターを画像にかけることで、画質を維持した

まま被ばく量を抑えることが可能となっています。

・金属アーチファクト低減処理 SEMAR

 歯の治療後や人工関節などの体内金属はCT画像を劣化

 させます。しかし、SEMARという画像処理を施すこと

 により金属による画像の劣化(アーチファクト)を低減

することが可能となっています。

MRI装置1台
PHILIPS社 Achieva 3.0T X-series

MRI装置  PHILIPS社 Achieva3.0T X-series

 

MRIとは磁石の力を用いて人体内を画像化できる装置で、存在診断はもとより良悪性判別等の質的診断にも長ける装置です。

金属関係(体内金属・入歯・補聴器・アクセサリー等)や騒音・閉所といった留意点はあるものの、高精細な画像をご提供できます。

当院のMRI装置は2010年に導入され、この装置1台で年間約4000件もの撮像実績を誇ります。

また脳ドックや近隣の開業医様からの撮像依頼も承っております。

実際の検査に関しましては頭部や脊椎系、胸部、腹部、骨盤、四肢関節、乳房等、どの部位でも対象となります。

CTやレントゲンが苦手とする神経や腱等の評価もMRIは可能で、血管系撮像におきましてもCTでは造影剤を使用しますが、MRIでは造影剤の使用せずに血管を撮影する事ができます。

また当院では、条件付きですがペースメーカ留置患者様の撮像やMRIでPET検査の様な画像(DWIBS)の撮像等、時代と共に撮像技術の幅も広げております。

今後も多くの患者様へ良質なMRI検査をご提供できる様、日々努めてまいります。

         頭部MRA画像

          腰椎MRI画像

         乳房(造影)MRI画像

          DWIBS画像

心臓専用血管撮影装置1台
PHILIPS社 Azurion7 12/12

 

 

Azurion7 1212は2022年3月より新規導入されました。

心臓カテーテル検査件数はおよそ400件、治療件数はおよそ200件狭心症や心筋梗塞に対する心臓冠動脈の治療や下肢動脈などの末梢血管の低侵襲治療などを行います。

バイプレーンシステムにより同時に2つの方向より観察診断が可能となります。

前機種より撮像範囲が36%広くなり、検出器の性能向上で被ばく線量を減らしつつ、画質が向上しました。

 

心臓カテーテル検査とは?

心臓に栄養を供給している血管である冠動脈はX線で撮影しても描出ができません。

カテーテル(直径1~3mm、長さ1m前後の細い長い管)を手首もしくは鼠径部より血管内へ挿入し、冠動脈の入り口までカテーテルを持っていき、造影剤(血管を描出を目的として薬剤)を注入して冠動脈の状態をリアルタイムで観察することができます。

複数の角度から撮影をすることで血管のどの場所がどれくらい細いのか、詰まってしまっているのかを正確に把握する事ができ、狭心症や心筋梗塞の診断をします。

心臓カテーテル治療

心臓の血管である冠動脈が狭くなったり、詰まったりして起きる疾患である狭心症や心筋梗塞への治療法の一つです。

カテーテル検査と同じく手首もしくは鼠径部(治療する状態により変わります)より血管へカテーテルを挿入し狭くなっている血管をバルーンやステントで血管を広げて血流を改善させます。


治療前 
この場所が狭窄しています



狭窄部位をバルーンで膨らませ治療を
行います




治療後 
血流が改善されています


X線照射と同時に行うステント強調画像処理により手技時間の短縮の手助けができます。
Azurion7 1212はハード面からもソフト面からも被ばく線量を減らせる装置となっています。

大動脈ステントグラフト術専用
ハイブリッド手術室血管撮影装置

東芝メディカル社 Infx-8000c

国内初に導入されたハイブリッド手術室専用血管撮影装置です。

X線撮影、X線透視、サブトラクション撮影(血管の強調撮影)などを行いながら手術が出来る手術室となっています。

この装置は手術室内に設置されているため、清潔な環境下で心臓血管外科手術にも対応する事が可能です。

大動脈ステントグラフト挿入術をより正確で素早く、清潔で安全に施行するため、過去の経験を元に"こんな手術室ができたらいいな、、、"という夢を

現実にした装置です。

広範囲視野、低線量高画質はもちろんのこと、CT画像に近い画像の撮影を行うことも出来る装置です。

          頭の血管強調画像

     胸部大動脈の画像 (上術前、下術後)

X線テレビ装置1台
島津製作所 SONIALVISION G4

X線TV装置では、X線を身体に当てながら体内の情報を得る事で、レントゲン写真の様に制止した画像を撮影するだけではなく、動画としてリアルタイムに動いている体内の状態をとらえる事が出来る装置です。

当院では主に、上部消化管造影検査(胃バリウム検査)に使用しています。

胃のバリウム検査は発泡剤と呼ばれる、飲み込むと空気が発生する顆粒を飲んで胃の中を空気で満たし、その後バリウムを飲んで体位変換を行い胃の表面バリウムを付着させて胃に病変が無いかを評価する検査です。

検査自体は20分程度の検査になっています。

バリウムを飲んだ後に胃の中が張った状態で体位を変えて撮影を行うためゲップが出そうになり少し辛いと思いますが患者様にはご協力して頂いています。

X線TV装置で行う検査として一般的なのが消化管造影検査(胃バリウム検査等)嚥下造影、子宮卵管造影、内視鏡や超音波を併用した胆管、膵管などの造影検査があります。

その他、経皮経肝胆嚢ドレナージなどの治療の際にも使用されます。

乳房専用X線撮影装置(マンモグラフィ)
富士フィルム社 AMULET-Innovality

マンモグラフィ検査とは乳房専用のレントゲン検査で早期乳がん発見に有効な検査です。

マンモグラフィでは手で触れることの出来ない小さなしこりや、乳がんによる微小な石灰化などを早い段階で見つける事が出来ます。

当院では健診と外来の撮影を月平均200件、年間2400件程の検査を実施しています。

撮影は女性放射線技師が担当、月曜から土曜日まで検査が可能です。マンモグラフィ検査の検査時間は5~10分程度です。

検査内容は左右の乳房ごとに上下方向からはさむ撮影(CC法)と斜め方向からはさむ撮影(MLO法)の2方向で撮影をおこないます(検査内容により斜め方向のみの場合もあり)。

検査中に我慢ができないほどの痛みがある場合は遠慮せずに撮影技師に伝えてください。

妊娠の可能性、豊胸術、ペースメーカー装着者は検査前に申し出ていただくようにお願いします。

検査について気になる事がありましたら、遠慮せずご質問ください。

一般撮影装置、CR画像処理装置2台
TOSHIBA社 KXO-50G
コニカミノルタ社 AERO-DR fine

一般撮影装置とは

一般撮影装置は、簡便かつ迅速に画像情報が提供できるので最初の診断に用いられる頻度が最も高い装置で、俗にいうレントゲンを撮る装置です。

当院では、立位撮影装置を2台・臥位撮影装置を2台保有しており、すべての撮影室において、

FPD(Flat Panel Detector:フラットパネルディテクタ)システムが使用できるようになっております。FPDの特徴として従来の装置では撮影する毎にカセッテ(X線受信機)を入れ替えて

撮影していましたが、FPDではその必要がなく、連続して撮影が行えるほか撮影の際には患者さんに合わせてコンピューターが画像の濃度を自動で調整して、最適な画像をわずか数秒で出力することができます。撮影した画像はデジタル処理によって撮影後に様々な処理が行えるようになっております。

このようにFPD導入により、検査時間の短縮や被爆の少ない、患者様に優しい検査が可能となりました

検査について

一般撮影には主に胸腹部撮影と骨撮影があり、造影剤を使用した尿路系の撮影も行うことができ、多岐にわたる検査が可能となっております。

撮影頻度の高い胸部や骨の撮影は、肺や骨の病気に有用な検査で四肢の骨折や腰骨など椎体の骨折がよくわかります。




胸部正面




膝関節正面




膝関節側面

検査の際の注意事項

着替え:下着のホックやワイヤー、洋服のボタン、チャック、プリント等も写真に写ってしまうため、検査着に着替えて頂くことがあります

装飾品等:撮影範囲内にアクセサリー等の貴金属や湿布やカイロなどがある場合は撮影前に外して頂きます

体位:撮影部位により様々な体位をとっていただくことがあります

また、付き添いの方に介助に入っていただくことがあります

妊娠:妊娠している方や妊娠の可能性のある方は、検査前に医師または放射線技師にお伝えください

尿路結石破砕装置
SIEMENS社 LITHOSKOP

体外衝撃波結石破砕術(ESWL:extracorporeal shock wave lithotripsy)

尿路結石を外科手術せずに体の外より音波の一種である衝撃波をあて、筋肉や他の臓器を傷つけることなく体内の結石を破砕する治療法です。

結石に対して約2000~3000発の衝撃波を繰り返して当てることで結石は砕けて砂状になり、尿と共に自然に体外に排泄されます。

治療は40分から1時間ほどで、基本あおむけの状態で行います。

ESWLは手術室で行う治療に比べ、安全、短時間、簡易的、低侵襲的、無麻酔で行うことができ、ほとんどが日帰りで治療可能となります。

多少身体に負担はありますが、良好な治療効果が期待できます。

パノラマ撮影装置
yoshida Rex601

歯科のレントゲン撮影にて用いられるこの装置は、約15秒程度で歯列全体のパノラマ撮影を行う事が可能です。お顔の周りを機械がぐるっと回り、撮影をします。

1枚の写真で、歯や顎の骨の状態、関節の位置関係等を大まかに把握する事が出来ます。

具体例として、

①大きな虫歯の状態

②親知らずの位置や向き

③骨(上顎 下顎 歯槽骨)の状態

④顎関節の状態→顎関節症の診断

⑤詰め物、ブリッジ等の適合状態

等の情報を得る事が出来ます。

被ばく線量においては、日常生活で人が受ける自然放射線量(宇宙線 飲食による被ばく 大地からの自然放射線)の約2%程度になります。その為、安心して検査を受けられます。

骨密度測定装置
GEヘルスケア社 PRODIGY-C

骨密度測定検査は、骨にどれくらいカルシウムやマグネシウム、ミネラルなどが含まれているのかを測り、骨粗鬆症の診断、骨折のリスクの評価を、高い精度で調べることが出来ます。 

測定部位は主に、骨折を起こしやすい腰椎と大腿骨の2ヵ所で測定をしています。この2ヵ所を測定する事で、踵の骨で行う超音波法や手や腕の骨で行う簡易的な骨密度測定よりもより正確な評価をすることが出来ます。

骨密度の表し方は若い人の骨密度の平均値と比べて自分の骨密度が何パーセントであるかという基準で示されます。

放射線被ばくは、普通の日常生活をしているだけで「年間2.4mSvの自然放射線被ばく」を受けていますが、「胸部レントゲン:0.06mSv」、「骨密度測定検査:0.01mSv」と極めて微量の放射線を利用している為、被ばくも少なくて安心です。

・検査前に食事制限はありません

・ベッドに10分程度仰向けに寝るだけです

・測定部位に金属やプラスチック類がある場合、測定の妨げとなる為検査着に着替えていただく場合があります

当院ではドックでも検査を受けていただけます。

骨密度測定検査は、骨にどれくらいカルシウムやマグネシウム、ミネラルなどが含まれているのかを測り、骨粗鬆症の診断、骨折のリスクの評価を、高い精度で調べることが出来ます。 

測定部位は主に、骨折を起こしやすい腰椎と大腿骨の2ヵ所で測定をしています。この2ヵ所を測定する事で、踵の骨で行う超音波法や手や腕の骨で行う簡易的な骨密度測定よりもより正確な評価をすることが出来ます。

骨密度の表し方は若い人の骨密度の平均値と比べて自分の骨密度が何パーセントであるかという基準で示されます。

放射線被ばくは、普通の日常生活をしているだけで「年間2.4mSvの自然放射線被ばく」を受けていますが、「胸部レントゲン:0.06mSv」、「骨密度測定検査:0.01mSv」と極めて微量の放射線を利用している為、被ばくも少なくて安心です。

・検査前に食事制限はありません

・ベッドに10分程度仰向けに寝るだけです

・測定部位に金属やプラスチック類がある場合、測定の妨げとなる為検査着に着替えていただく場合があります

当院ではドックでも検査を受けていただけます。

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